ウイルスとは、目に見えないほど小さく、ヒトや動物に感染していろいろな病気の原因となるものです。アフリカや東南アジアには、様々なウイルスを運ぶ蚊がいますが、地球温暖化が進むとこうした蚊がより広い範囲で長い間活動できるようになってしまいます。
エネルギーとは、何かを動かしたりや熱や音を出す「はたらき」をするものです。例えば、車を動かす化石燃料や暖かい太陽の光はエネルギーを持っています。
LEDとは、電気をムダなく光に変えることが出来る新しい明かりのことです。LEDは、今までの電球と比べて少ない電気で明るく点灯するため、LEDに交換するだけで、出す二酸化炭素の量を減らすことができます。また、寿命が長いため、交換の手間が減らすことができます。
温室効果ガスとは、熱を貯めておくことができる気体のことです。私たちの住む地球は太陽によって暖められた後、地球から宇宙へ熱を逃がしています。この逃げてしまう熱を温室効果ガスが貯めることで、地球はちょうどいい温度に保たれています。
カーボンニュートラルとは、私たちが出す二酸化炭素の量と植物が吸収できる二酸化炭素の量を同じにすることです。私たちが出す二酸化炭素の量はゼロにすることはできないため、植物が吸収できる量まで減らすという考え方は非常に大切です。
化石燃料とは、石油や石炭、天然ガスなど地面を掘って取り出す燃料のことです。化石燃料は私たちの生活に必要な電気を作ることなどに使われていますが、同時にたくさんの二酸化炭素が発生しています。そのため、地球温暖化の進行を止めるには、化石燃料の代わりが必要となります。
気体とは、一定の形を持たないで自由に広がっている状態のものです。例えば、液体の水は温めると気体の水蒸気となり、空気と混ざって自由に広がっていきます。
クールチョイスとは、毎日の生活の中で環境のことを考えた「賢い(クール)選択(チョイス)」をしていこうという取組です。栃木県では、みんなが取り組める15のクールチョイスをまとめています。(https://coolchoice-tochigi.jp)
光合成とは、植物が太陽の光と二酸化炭素と水を使ってデンプンという栄養と酸素を作ることです。つまり、植物は二酸化炭素を吸収して成長するため、植物が増えるほど、地球温暖化の進行を防ぐことができます。
再生可能エネルギーとは、太陽の光や風の力など、自然の中にあって利用しても無くならないエネルギーのことです。再生可能エネルギーは化石燃料と違い、利用しても二酸化炭素を出さないため、地球温暖化の進行を止めるため、世界中で利用が進められています。
砂漠化とは、植物が育っていた緑の土地が、植物が育ちにくい土地に変わってしまうことです。原因の1つとして、地球温暖化による異常気象や森林の減少が関係していると言われています。
自給自足とは、自分に必要なものを自分の力で作り出すことです。例えば、生活に必要な分の電気を家の太陽光発電で作り出せば、電気の自給自足が出来ていると言えます。
省エネとは、毎日の生活の中で使っているエネルギーをムダなく、上手に使うことです。例えば、省エネ性能の高いエアコンは、他よりも少ないエネルギーで部屋を冷やすことができます。
水素とは、空気と同じく目に見えない気体で、地球上で一番軽いものです。水素は燃やすと二酸化炭素の代わりに水ができたり、水素から電気を作ることができたりと、すごいパワーを秘めた未来のエネルギーです。
水力発電とは、水の流れを利用して電気を作ることです。再生可能エネルギーの中でも特に二酸化炭素を出さない発電方法です。水流や水量を管理することで、発電量のコントロールがしやすいことも特徴です。
ゼロエネルギー住宅とは、毎日の生活に必要なエネルギーを家の太陽光発電で自給自足する家のことです。ZEHと書いて「ゼッチ」と呼ばれます。エネルギーを自給自足しているため、今までどおりに生活するだけで二酸化炭素の量を減らすことができます。
太陽光発電とは、太陽の光を利用して電気を作ることです。仕組みが簡単で太陽光が届けばどこでも発電が出来るため、広く利用されています。栃木県は太陽の出ている時間が長いため、太陽光発電に適しています。
地球温暖化とは、温室効果ガスが増えすぎてしまい、太陽からの熱が宇宙に逃げずに地球の表面に貯まってしまうことで、地球の気温がどんどん上昇してしまうことです。
蓄電池とは、電気を貯めておき好きな時に取り出せる電池のことです。電気を貯めることを充電といいます。身近な例だと、スマートフォンやゲーム機には小型の蓄電池が入っているため、充電して繰り返し使用することができます。
地熱発電とは、地下のマグマの熱エネルギーを利用して電気を作ることです。地熱は天気や時間帯に左右されないことが特徴です。さらに、日本は火山が多く地熱が豊富なため、純国産エネルギーとして注目されています。しかし、設備を作るのに時間やお金がかかるため、まだ導入が進んでいません。
電気自動車(EV)とは、ガソリンを全く使わず、電気の力だけで走る車のことです。電気自動車は走るときに二酸化炭素を全く出さないので、とても環境にやさしい車です。また、動く蓄電池としても使えるため、災害などで電気が届かなくなっても電気自動車から電気を取り出して使うことができます。
二酸化炭素とは、地球温暖化の主な原因となっている温室効果ガスです。地球温暖化の進行を止めるには、私たちが出す二酸化炭素の量を減らすことが大切です。二酸化炭素は、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料を燃やすと大量に発生します。
熱中症とは、気温や湿度が高い場所にいるうちに、体の調子が悪くなってしまい、ひどい時には命に関わることのある病気のことです。地球温暖化により気温が上がり、大雨が増えることで湿度も上がると、熱中症にかかる人が増えてしまいます。
燃料電池とは、水素から電気を作り出すものです。電池という名前ですが、蓄電池のように電気を貯めておくものではありません。燃料電池をエネルギー源として様々なものを動かすことができます。
燃料電池自動車(FCV)とは、燃料電池で発電した電気の力で走る車のことです。燃料電池自動車は走るときに二酸化炭素を出さないため、とても環境にやさしい車です。また、FCVは水素を使って走るため、水素自動車とも呼ばれています。
バイオマス発電とは、動植物から作られる廃棄物を燃やすなどして電気を作ることです。廃棄物を再利用して発電するため、ムダなくエネルギーを活用することができます。今後、安定して廃棄物が確保できれば、ベース電源として期待できます。
発電とは、電気を作ることです。化石燃料を燃やして発電するものを火力発電、原子力の力を使って発電するものを原子力発電といいます。最近は、太陽の光や風の力など再生可能エネルギーを利用した、二酸化炭素を出さない環境に優しい発電方法が注目されています。
氾濫とは、川の水が増えて勢いよくあふれ出してしまうことです。地球温暖化の影響によって以前より大雨が降るようになったことで、どの川でも氾濫する危険性が高まっています。
風力発電とは、風が風車を回す力で電気を作ることです。一定方向の強い風が必要なので、陸上では発電できる場所は限られます。しかし、海上なら一定方向に強い風が吹いているため、最近では世界中で海上への風車の設置が進められています。
猛暑日とは、最高気温が35℃以上の日のことです。ちなみに、最高気温が25℃以上の日を夏日、30℃以上の日を真夏日と言います。このまま地球温暖化が進むと、2100年の栃木県では猛暑日が約1か月も続くと予想されています。